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無理と言われた許可を取得

ある日、いつもご贔屓になっているお客様が見えました。きょうのご相談はなんでしょう?
聞けば、ある地方都市の主要幹線に沿う農地に店舗を建築したいとのご相談です。ご持参されたゼンリン地図と字図、全部事項証明書を拝見しました。一見して農地は農地でもただの農地ではなさそうです。農業振興地域の整備に関する法律(以下農振法)いわゆる農用地ではないかと思われました。この農地に建築をしようとすれば農地法ばかりでなくこの農振法上の除外申請もする必要があるのです。
早速委任状をもらって行政に出向き法令上の規制を調査しました。するとやはり農地は農振法で農用地と呼ばれる強い規制のかかった農地です。お客様のお話では、地元の法務事務所で相談したところこの農地に建築はできないだろうと断られたのだそうです。それで弊社に相談に見えたのでした。私は資料を検討して農振法にかかる可能性があること、しかしなんとか建築許可を取得できるのではないかと思いました。現場に赴くと農地は道路よりも1m以上低くなっています。埋立工事が必要です。この地域では建築を目的として1mを超える埋立をする際は都市計画法の許可が必要です。また道路を改築し進入路も開けねばなりませんから道路法の承認も求められます。なかなかやっかいです。
こうしてこのご相談から1年数ヶ月を経過し全ての許可が交付され店舗は無事完成しました。店舗のプレオープンではご担当の開発責任者がごあいさつをされました。土地の地権者様のご了解を得るところからこのご担当が進めてきた案件でした。店舗スタッフや多くの関係人様の前でごあいさつされながら万感迫る思いがあったのでしょう、そのお顔には涙がありました。お話を聞きながら私も胸が熱くなりました。ごあいさつが済むと店舗のオーナーが私に走り寄って強く握手をされました。
土地には様々な規制がありますが弊社は、行政側と法令の解釈や運用の協議を真摯に重ね許可の取得に努めております。

 

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